コンサートその@

Written by : Masafumi Kokubo

筆者はどうやらリピーター志向が強いらしい。例えば旅行。新しい場所に行くより、自分の気に入った場所に行くことのほうが好きだ。コンサート然り。筆者は計30回近くコンサートに行っているが、そのバンド数はVan Halen, Iron Maidenなどと極めて限られている。今回のDef Leppardも実に2回目であった。

前回Def Leppardのコンサートに行ったのは、かれこれ15年も前である。筆者が15歳の時である。そして何を隠そう、そのコンサートが筆者のコンサートデビューでもあった。その時の感動は今でも覚えている。期待と不安、そして多少の緊張が入り混じった面持ちでコンサート会場に足を運んだ。それまでレコードを通してしか聴いたことのなかった音を生で体験する。これは感動というしか他に言いようがない。そんな思い出もあり、今回のコンサートは色々考えさせられるコンサートだった。

コンサートが始まり、最初の5曲くらいは比較的新しいアルバムからの選曲であった。そして6曲目。大ヒットアルバム「ヒステリア」から「ヒステリア」。実は、筆者はこの曲はそんなに好きな曲ではなかった。しかし、このアルバム自体が好きであり、おそらくこのアルバムがリリースされてから、ひと月に1回は、このCDをかけていると思う。従って、この曲自体も自然と沢山聴いていることとなる。

この「ヒステリア」という曲は、バラードではないが比較的スローでかなりメロディアスな曲である。もっとも、その時点でヒステリアが演奏される事を予想していなかったという事もあるが、この曲の前奏を聞いた瞬間、「ああ。15年ぶりだ」という感慨が急によみがえってきた。前回コンサートに行った時もこの曲は演奏された。あの時は、2階席の端っこのほうだった。また、その他の記憶もよみがえった。例えば、16歳の時マラソン大会で入賞した。その時、会場までウォークマンで聞いた曲はこの曲。また、会社で大事なプレゼンがあった時、会社に向かう電車の中で聞いた曲もまたヒステリアだった。そして、筆者は今アメリカにいる。本当にこの15年いろいろあったが、頑張ってきたな、という気持になった。

と、色々思うことの多かったコンサートであった。まだ、書きたい事も沢山あるので続きは明日書くことにする。


Last Update : 2003/06/09

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