日米大学比較(住居編)

Written by : Shotaro Watanabe

 よく使う「ルームメイト」という言葉だが、日本で実際にルームメイトと生活を共にする事は少ないのではないか。「同棲」とは意味が全然違うし、「居候」ともまた違う。英単語の"Roommate"をきちんと翻している日本語があるとすれば、それは「共同生活者」くらいか。でも僕は日本でそんな言葉を口にした事はない。

 日本で大学生活を送る場合は、一人暮らしか自宅からの通学が一般的。下宿をする学生は今の時代少ない。寮も考えられるがそれほど多くは無いはず。結果的にほとんどの大学生はキャンパスの近くに一人でアパートを借りている場合が多いだろう。

 アメリカでは一人暮らし、寮、ホームステイ、それに部屋の共有、というのが住居の選択肢に加わる。大学入学時、まず最初に寮に入ってそこで気が合う友人を見つける。そして次の学期が始まる時に、見つけた友達をルームメイトとしてアパートを共有する、というのが良くあるパターン。ルームメイト募集の張り紙もキャンパス内でよく見受けられるので、そこで気が合いそうな学生や、居心地の良い環境を探し出すのも面白い。実際に周囲の話しを聞くと、ルームメイトと部屋を共有している学生の割合が一番多い。次いで一人暮らし、最後に寮生活。

 ルームメイトを持つメリットは多い。部屋代が一人暮らしに比べて安いし、寮に比べてプライベートな時間も持ちやすい。家具が共有できるし、暇な時の話し相手にもなる。留学生の場合、アメリカ人と生活すると文化の違いを実感できて勉強にもなるだろう。リラックスできる空間を共有するのに抵抗がある人もいるかもしれないが、やってみると以外に平気なのに気づくだろう。反面、文化的な側面を含めてルームメイトとヨリが合わない時には、それも経験の範囲内と割り切りながら解決策を考えましょう。自分に合うルームメイトは必ずいます。日本ではまず有り得ないルームメイト、アメリカにいる間に持ってみるのを僕はぜひお勧めしたい。


Last Update : 2002/10/01

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