前回から続けているボストン・キャリア・フォーラムについての話を続けたい。バックナンバーを読み返して見ると、5月頃自己分析に係る手法を3回くらいに渡って掲載している。従って、ここで敢えて自己分析の手法を書くのは止めよう。ただ一点、自分の過去の経験に基づき、自己分析の危険性を書きたい。
私は、100人中5人くらいの人間は、自己分析をする必要ない人種と思っている。そして、この5%が自己分析をする事によって、逆効果になりかねない事をここで強調したい。
具体的には、常に問題意識を持ち、その問題を解決するために常に行動している人は自己分析の必要がないのではないか。
問題意識を持っているという事は、それだけ周囲、もしくは自分自身に対する観察眼を持っているということである。でも、私の観点では、この観察眼を持っている人は、結構多く、30%くらいの人が持っており、その内の半分くらい、つまり全体の15%くらいの人は、「ここがおかしいんだ」とスコープを狭める事が出来る。
それでは、その15%その人と5%の人の違い、つまり15%の人は自己分析が必要であり、5%の人は要らない事については、問題解決に対し実際に動いている人は、経験を積める。経験と言うものは、時に理論より強力で説得力がある。また、違う見方をすれば、行動力という事にも置き換えられる。
もし、自分がこの5%に入る人間だと思ったら、自己分析をする必要があるかどうか、事前に自問自答してみるもの良い手かもしれない。